よく使う敬語変換表


「お」「ご」を使うもの
「お」「ご」を使わないと意味がわからなくなるものや、意味が違ってくるもの
 おやつ おかず おしゃれ おはぎ おかわり おふくろ おしめ 
 おしゃぶり お辞儀 お忍び お参り お化け
 ご飯 ご馳走
女性が使わないと乱暴に聞こえるもの
 お金 お茶 お化粧 お昼 お酒 お米 お砂糖 お茶碗
相手に対して使うと尊敬語になるもの
 お名前 お住まい お話 お年 お客 お顔 お洋服
 ご自宅 ご住所 ご希望 ご出席 ご子息 ご来店
「お」を取ると意味がわからなくなる長い言葉の短縮語
 おでん(田楽) おさつ(さつまいも) おじゃが(じゃがいも) 
 おすまし(すまし汁) おこた(こたつ) おいた(いたずら)
「お」「ご」を使わないもの
自分の動作やものごとの一部
「私のお考え」「私のご旅行」など 
使う習慣のないもの
   ビール コーヒー (普通使わない)
   泥棒 地震 火事 (よくない事には使わない)
   駅 学校 公民館 (公共の施設)
   晴れ 雨 雪 曇り (天然現象)
   応接室 大広間 (「お」ではじまる言葉)


出産の席 長寿の席
 亡くなる 逝く 流れる くずれる  
 滅びる
 倒れる 枯れる 病む 朽ちる 
 衰える


忌み言葉 理 由
 火、焼ける、燃える
 煙、崩れる、壊れる
 災害にあうことを連想させる
 閉じる、閉店、倒れる
 つぶれる、流れる、
 落ちる、さびれる、傾く
 倒産を連想させる


尋ねる・依頼する
 失礼ですが
 恐れ入りますが
 〜(して)いただけますか?
 〜(して)いただけませんか?
 お手数をおかけしますが
 お忙しいところ、申訳ございません
 申し上げにくいことなのですが
 お手間をとらせますが
 お差支えなければ
 ご迷惑かとは存じますが
 勝手を申しまして恐縮ですが
 お使い立てして申し訳ございませんが

*最後の「お使い立てする」は、伝言を頼むなど、人に頼んで自分の用事をしてもらうことです。


断る 依頼された内容に、承知できない場合の基本フレーズ
 申し訳ございませんが
 せっかくですが
 あいにくですが
 (まことに)残念ですが
 〜いたしかねます、〜できかねます
 ご容赦ください
 お役に立てなくて申し訳ございません

*「したくない」「できない」という直接的な言い方はさける。


注意する 注意や警告をしなくてはならない場合の基本フレーズ
 ご遠慮ください
 ご容赦ください
 お許しください

*「お手数ですが」や「恐れ入りますが」などのクッションことばを一緒に使う場合が多い。


援助を申し出る 人のために何かをしようという場合の基本フレーズ
 よろしければ
 〜しましょうか?
 私にできることがございましたら
 何か、お力になれることがございましたら

*「〜してあげる」は、見下した態度になるので使わない。


普段の言い回しを言い換えて、プラスイメージを高めた接客用語への変換例

普段の言い回し 変換後の接客用語
  お値下げ品  お買い得品
  お釣り  お返し
  荷物  お手回り品
  修理  お直し
  わかりません ただ今お調べいたしますので、少々お待ち下さい
  品切れです あいにく当店では在庫が切れておりますが、すぐにお取り寄せいたします


正しい接客用語への変換

普段の言い回し 正しい接客用語
 いらっしゃい  いらっしゃいませ
 2名様、こちらのお席です  2名様、ご案内いたします
▲席を指定してしまうのは印象がよくない
 ご注文は? ご注文はいかがなさいますか?
▲「ご注文は?」で終わってしまうと、横柄な印象を与える
 お待ちどおさまでした  お待たせいたしました
▲「お待ちどうおさま」は接客には使わない
 わかりました
 (用件を聞いた後)
 かしこまりました
▲接客で「わかりました」は失礼にあたる
 50円のお釣りになります  50円のお返しでございます
▲「お釣り」は「お返し」に変換する
  「〜になります」という使い方は、文法上間違い


おかしな表現を正しい接客用語に変換

おかしな表現 正しい接客用語
ご注文は以上で、よろしかったでしょうか? ご注文は以上でよろしいでしょうか?
▲「よろしかった」は過去形、正しくは現在形にする
おビールのほう、お持ちしました  ビールをお持ちいたしました
▲ビールやコーヒーなどのカタカナ語には、「お」を付けない
  「〜のほう」も不要な言葉
1万円からお預かりいたします 1万円、お預かりいたします
▲ここでの「〜から」という使い方は、文法上間違い



普段の言い回し 敬語遣いの表現
 すみません  誠に申し訳ございませんでした
 わかりにくかったんですね  説明がいたりませんでした
 そうですね  ごもっともです
 わかりました  確かに承りました
 そうですか  おっしゃるとおりでございます
 使いにくいということですね ご不便をおかけしてしまったのですね
 私にはわかりません わたくしの一存では判断いたしかねます
 上司に聞いてみます  上司と相談いたしまして
 調べてからあとで電話いたします 早速調べまして、すぐにお返事申し上げます
 そんなはずはないと思うのですが すぐに確認いたしまして、お返事させていただいてもよろしいでしょうか?
こちらが間違っていたようです わたくしどもの手違いでございました



基 本 尊 敬 語 丁 重 語
 人  OO様 あなた様
 先(さき)様
 そちら様
 私 当方
 こちら
 集団  皆様 各位
 諸氏 諸賢
 一同 私ども
 てまえども
 上司  ご上司
 会社  御社 貴社  弊社 小社 当社
 店  貴店  弊店 小店 当店
 銀行  貴行  弊行 当行
 学校  貴校  当校
新聞・雑誌  貴誌 貴紙  弊紙 弊誌 小紙
 小誌
 考え   ご高察 ご賢察
 ご高論 尊慮 貴意
愚見 微志 薄志
薄謝 薄儀 微意
 気持ち  ご厚志 ご芳志 
 ご情 ご高配
 お心遣い ご配慮
 お気持ち
寸志 微志 薄志
薄謝 薄儀 微意
 品物  佳品 結構なお品  粗品 寸志 松の葉
 つまらないもの
 心ばかり 形ばかり
 気持ちばかり
 しるしばかり
 手紙  芳書 芳信 貴信
 芳墨 懇書 ご書面
 ご書状
 寸書 寸簡 
 寸著(すんちょ)
 名前  ご芳名 ご尊 
 ご高名 お名前
 住所  ご自宅 お住まい
 お宅 尊宅 尊家
 貴宅 貴家
 拙宅 小宅 幣屋
 陋屋(ろうおく)
 寓居(ぐうきょ)
 土地  貴地 御地 ご当地  当地 
 顔  ご尊顔
 体  御身 おからだ
 髪  おぐし
 足  おみ足
 着物  お召し物
 着替え  お召しかえ
 作品  愚作 拙作
 著作  貴著  愚書 拙著
 原稿  玉稿  拙稿
 詩歌  芳詠  愚詠 拙句
 筆跡  尊筆  拙筆 乱筆 省筆
 禿筆
 文章  拙文 乱文 駄文
 才能  愚才 浅学非才
 微才 不才 不肖
 食事  佳肴  粗餐 粗菓 粗茶
 粗酒 お口汚し
 口ふさぎ
 家族  ご家族様 ご一同様 家のもの 家族一同
 親  親御さん ご両親
 お二方様
 ふたおや
 子  お子様  子どもら
 祖父  おじい様   じいさん としより
 祖母  おばあ様  ばあさん としより
 夫の父  おしゅうと様 お父様  しゅうと
 夫の母 おしゅうとめ様 お母様  しゅうとめ
 父  お父様 父上様
 ご尊父 父君
 おやじ
 母  お母様 母上様
 ご母堂 母君
 おふくろ
 夫  ご夫君 ご主人様
 だんな様
 主人 だんな 
 うちの人
 妻  奥様 奥方 ご令室
 ご令閨 令夫人
 家内 女房 
 かみさん
 息子  お坊ちゃん 
 ご子息 ご令息
 娘  お嬢様 ご令嬢
 兄  お兄様 兄上様
 賢兄 ご令兄
 兄貴
 姉  お姉様 姉上様
 賢姉 ご令姉
 姉貴
 弟 弟さん 賢弟 ご令弟
 妹  妹さん 賢妹 ご令妹
 孫  お孫さん ご令孫
 甥  甥御さん  甥っ子
 姪  姪御さん  姪っ子



基 本 尊 敬 語 謙譲語・丁重語
 会う  お会いになる
 会われる
 お目にかかる
 お会いする
 拝謁 お目通り
 与える
 やる
 ご恵贈 ご恵投
 ご恵与 くださる
 謹呈する 進呈する
 差し上げる
 集まる  ご参集 
 お集まりになる
 お揃いになる
 言う  おっしゃる
 言われる
 申し上げる
 申す
 行く
 来る
 ご足労
 お出かけになる
 おいでになる
 お越しになる
 いらっしゃる
 お見えになる
 参上する
 お伺いする
 伺う
 参る
 いる  おいでになる
 いらっしゃる
 おる
 売る  お譲りになる
 お売りになる
 お譲りする
 お売りする
 ご利用いただく
 教える  ご指導 ご教示
 お教えくださる
 お教えになる
 ご案内する
 お教えする
 思う  お考えになる
 お思いになる
 存じ上げる
 存じる
 買う  お求めになる
 お買い求めになる
 お買い上げになる
 お買いになる
 ご利用になる
 帰る  お帰りになる  失礼する 
 おいとまする
 帰らせていただく
 借りる  お借りになる  拝借する
 お借りする
 恩借する
 がんばる  ご尽力
 お励みになる
 努力させていただく
 努めさせていただく
 犬馬の労
 聞く  ご清聴
 お耳に入る
 お聞きになる
 拝聴する 拝聞する
 承る お伺いする
 伺う お聞きする
 決める  ご英断 ご明断
 ご勇断 ご決定
 お決めになる
 着る  お召しになる
 召す ご着用
 着させていただく
 叱る  ご叱正
 お叱りになる
 お怒りになる
 いさめる
知っている  ご存知  存じ上げる 存じる
 死ぬ  ご逝去 ご他界
 ご永眠 
 お亡くなりになる
 亡くなられる
 する  なさる される  させていただく いたす
 助ける  ご支援 ご援助
 お力添え
お手伝いさせていただく
 尋ねる  お尋ねになる
 お問い合わせなる
 お聞きになる
 お伺いする 伺う
 お尋ねする
 お聞きする
 食べる
 飲む
 召し上がる
 お上がりになる
 頂戴する
 いただく
連れて行く  お連れになる  お供する
 ご一緒させていただく
 寝る
 眠る
 お休みになる
 ご就寝
 休ませていただく
 見せる  お示しになる
 お見せになる
 ご覧に入れる
 お目にかける
 お見せする
 見る  ご高覧 ご清覧
 ご覧になる
 拝見する 笑覧
 見せていただく
 もらう  ご笑納 ご査収
 お納めになる
 お受け取りになる
 頂戴する
 いただく
 許す  ご容赦 
 お許しになる
 ご寛恕 ご宥恕
 ご海容
 わかる  ご理解 ご承知
 ご了承 ご了解
 おわかりになる
 かしこまる 承る
 承知する
 お察しする



普段の言い回し・状況 敬語遣いの表現
 会社にお客様が来た時  いらっしゃいませ
 誘導する時  ご案内いたします
 アポイントメントはありますか? 恐れ入りますが、お約束はいただいておりますでしょうか?
 ここで待っててください こちらで少々お待ちいただけますでしょうか?
今日はわざわざ来てもらって、すみません 本日はわざわざお越しいただきまして、ありがとうございます
 どうぞ、座ってください  どうぞ、おかけください
 忙しい時にすみません お忙しいところ、お時間を取っていただき、ありがとうございます
 すぐに検討します  早速、検討いたします





日常語 変 換
 わたし、ぼく  わたくし
 わたしたち  わたくしども
 相手の会社  御社
 自分の会社  弊社、当社
 今日  本日(ほんじつ)
 明日(あした)  明日(みょうにち)
 後日(あさって)  明後日(みょうごにち)
 昨日の夜  昨夜(さくや)
 明日の朝  明朝(みょうちょう)
 明日以降  後日(ごじつ)
 今年  本年
 この間  先日
 その日  当日
 去年(きょねん)  昨年(さくねん)
 一昨年(おととし)  一昨年(いっさくねん)
 もうすぐ  まもなく
 いま  ただいま
 前に  以前
 あとで  後ほど
 すぐに  さっそく
 今度  このたび
 さっき  先程(さきほど)
 どこ  どちら
 こっち  こちら
 そっち  そちら
 あっち  あちら
 どっち  どちら
 ちょっと  少々
 とても  大変
 すごく  非常に
 どのくらい  いかほど
 少し  些少(さしょう)
 多い  多大
 〜ぐらい  〜ほど



普段の言い回しor状況 敬語遣いの表現
 ありがとう  ありがとうございます
 どうも  恐れ入ります
 ごめんなさい  失礼いたしました
 すみません  失礼いたしました
 間違えた
 迷惑をかけたとき
 申し訳ございませんでした
 謝りにきました  お詫びに参りました
 忘れていました  失念しておりました



普段の言い回しor状況 敬語遣いの表現
 おはよう  おはようございます
 こんにちは  お疲れさまです
 こんばんは  お疲れさまです
 外出する時  OOへ行ってまいります
 (行ってきます)
 外出を見送る時  行ってらっしゃい(ませ)
 戻った時  ただ今戻りました
 戻ってきた人には  お帰りなさい、お疲れさまでした
 社外の人とのあいさつ  いつもお世話になっております
 帰ります  お先に失礼いたします(します)


◎使える!フレーズ集◎
【常套句】 じょうとうく
同じような場面で決まって用いられる文句。
決まり文句。
常套語とも言う。

言いにくいときの常套句≫

断りたい時の常套句≫


【社交辞令】 しゃこうじれい
世間づきあいを円滑にするために用いる、儀礼的なほめ言葉やあいさつ。
内実の伴わない空々しい言葉。
外交辞令とも言う。
「どうせ、社交辞令でしょ!」などと、悪く捉えることも多いが、ビジネスにおいては重要な要素のひとつでもある。

会った時には…≫

別れ際には…≫


【慣用句】  かんようく
二語以上の単語が結合して、それ全体である特定の意味を表すもの。
「油を売る」「あごを出す」の類。
イディオム。慣用語。

慣用句間違い探し≫
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