尊敬語(敬語の基本)

尊敬語には、付け足し型と言い換え型の2パターンがあります。

付け足し型は、ふつうのことばに、「〜れる」や「〜される」などのことばを付け足してつくるパターンの尊敬語です。

〜れる、〜られる

書く、歩く、来るなどの動詞につけて、軽めの敬意をあらわします。


「先生の書かれる字は、すごくきれいだ」
「社長は今夜、8時に来られるそうです」


〜れる、の使い方の間違い例

「明日は、お一人で来られますか?」→×(可能かどうかを聞く時に用いる)
「明日は、お一人でいらっしゃいますか?」→○(尊敬語になっている)

来られるは、一人で来ることが出来るかどうかを問う時に使う「可能」の意味にとられかねないので、他の付けたし型をつかう。

〜られる、の使い方の間違い例

「答えのわかられた方は、挙手してください」
「答えのおわかりになった方は、挙手してください」

「わかる」「できる」などには、ふつう、〜れる、〜られる、はつけない。


その他には
 
〜される             敬意小
お〜になる、ご〜になる    敬意中
お〜なさる、ご〜なさる    敬意中
お〜くださる、ご〜くださる  敬意大

などがあります。



尊敬語(敬語の基本)


尊敬語には、付け足し型と言い換え型の2パターンがあります。

言い換え型は、特定の決まったことばをもつ尊敬語です。

言う、見る、る、など、基本的な動作をあらわすことばに多くみられます。


よく使われる言い換え型の例

普段の言い回し 言い換え型の尊敬語
 する  される、なさる
 いる、行く、来る  いらっしゃる、おいでになる
 行く、来る  お越しになる
 食べる、飲む  召し上がる
 見る、〜してみる  ご覧になる
 言う  おっしゃる
 知っている  ご存知


謙譲語 機雰標譴隆靄棔

謙譲語は、敬意の対象に向かってする自分の行為やものごとについて、向かう先の人物を立てて述べるものです。

たとえば、上司や先生に何かを渡した時…

「先生に、記念品を渡した
 ⇒「先生に、記念品をお渡しした
解説
「先生」という向かう先に記念品を「渡した」という自分の行為を謙譲語にする⇒「お渡しした」

このときの「渡した」という、自分の動作を謙譲語にしたのが、「お渡しした」になります。

改まった感じになるので、つい、尊敬語と間違えてしまうことが多いので、注意します。

自分の動作のなかでも、相手に影響しない動作には一般的には使いません。

例えば…
「会社に戻ってから、ご連絡します」の戻っての部分は、自分の動作ですが、この部分には謙譲語をつける必要はありません。
「会社にお戻りしてから、ご連絡します」⇒誤り

謙譲語にも尊敬語と同じく、付け足し型と言い換え型の2パターンがあります。

謙譲語 機雰標譴隆靄棔

謙譲語には、付け足し型と言い換え型の2パターンがあります。

付け足し型は、ふつうのことばに、お〜する、ご〜するなどの部分(パーツ)をつけてつくるパターンです。


「説明を聞く」⇒「説明をお伺いする
「上司部長に相談する」⇒「部長にご相談する

付け足し型の謙譲語
 
お〜する、ご〜する          敬意小

お〜いたす、ご〜いたす          小

お〜申し上げる、ご〜申し上げる     中

〜させていただく               中

〜ていただく、〜していただく       中

お〜願う、ご〜願う             中

お〜いただく、ご〜いただく        大

お〜にあずかる、ご〜にあずかる 敬意大


「付け足し型の尊敬語」とよく似ていて、注意が必要な言い回しがあるので、注意しましょう。

「私が伝えます」⇒これは謙譲語
「部長が伝えになります」⇒これは尊敬語

謙譲語 機雰標譴隆靄棔


謙譲語には、付け足し型と言い換え型の2パターンがあります。

言い換え型は、特定の決まったことばをもつ謙譲語で、言う、見る、行く、など、基本的な動作をあらわすことばに多く見られます。

言い換え型の例

普段の言い回し 言い換え型の謙譲語
 言う  申し上げる
 もらう、食べる、飲む  いただく、頂戴する
 思う、知っている  存じ上げる
 見る  拝見する
 与える、やる  差し上げる
 行く、聞く、尋ねる  伺う
 聞く、わかる  承る


謙譲語 丁重語(敬語の基本)

丁重語は、自分側の行為(動作)やものごとなどを、話す相手や文章を送る相手に対して丁重に述べるものです。

謙譲語気箸龍菠未蓮謙譲語気話題の登場人物(向かう先)に対しての敬意であることに対して、丁重語は話している人が、聞いている相手へ直接敬意を表すものです。


「チケットの手配は、私がします
 ⇒「チケットの手配は、私がいたします

丁重語の例

いる ⇒ おる

言う ⇒ 申す

する ⇒ いたす

行く、来る ⇒ 参る

思う、知っている ⇒ 存じる


いる ⇒ おる、の例

「今は、雨が降っています
 ⇒「今は、雨が降っております

◎使える!フレーズ集◎
【常套句】 じょうとうく
同じような場面で決まって用いられる文句。
決まり文句。
常套語とも言う。

言いにくいときの常套句≫

断りたい時の常套句≫


【社交辞令】 しゃこうじれい
世間づきあいを円滑にするために用いる、儀礼的なほめ言葉やあいさつ。
内実の伴わない空々しい言葉。
外交辞令とも言う。
「どうせ、社交辞令でしょ!」などと、悪く捉えることも多いが、ビジネスにおいては重要な要素のひとつでもある。

会った時には…≫

別れ際には…≫


【慣用句】  かんようく
二語以上の単語が結合して、それ全体である特定の意味を表すもの。
「油を売る」「あごを出す」の類。
イディオム。慣用語。

慣用句間違い探し≫
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