ら抜き言葉


ら抜きことばは、文法上の間違いであることはよく指摘されています。

ら抜きことばのほかには、「さ入れ」と「れ入れ」ことばがあります。

方言的な使い方で、地域によっては誤りといえないものもありますが、一般的には文法上の誤りといえます。


ら抜きことばの文例
ら抜きことばは、「〜られる」の「ら」が抜け落ちたもの。

「食べれないものはありますか?」⇒X
「食べれないものはありますか?」⇒O


さ入れことばの文例
さ入れことばは、「〜せていただく」に、不要な「さ」が入るもの。

「明日は、休ませていただきます」⇒X
「明日は、休ませていただきます」 ⇒O


れ入れことばの文例
れ入れことばは、「書ける」や「読める」などの動詞に、不要な「れ」が入るもの。

「自転車でも行けますよ」⇒X
「自転車でも行けますよ」 ⇒O

接客の敬語編


知らず知らずのうちに使っている、アルバイト用語とマニュアル敬語(商業敬語)

敬語として使われているものの中には、ビジネス敬語としてはふさわしくない言い回しが含まれている場合があります。

例えば、「ご注文は以上でよろしかったでしょうか?」などの、そのお店のマニュアル用語やアルバイト用語は、ビジネス敬語としては使えません。

その他、よく耳にするマニュアル敬語は「こちらが、メニューになっております」や「おしぼりになります」という言い回し。

どちらも丁寧な言い回しに聞こえますが、正しくは「メニューでございます」「おしぼりでございます」と、「ございます」をつけるのが正しい表現です。

このようなアルバイト用語やマニュアル敬語は「ファミ・コン言葉」(ファミリーレストランやコンビニエンスストアなどで使われ、広まった言い回し)とも呼ばれています。

最近では、このようなおかしな日本語の使い方を指摘する本や、マスコミなどでも取り上げられることが多くなっていますね。

接客のアルバイトの経験がある方は、何度も使った表現かもしれませんが、一度覚えてしまうとクセになってしまって、なかなか抜けなくなってしまいます。

アルバイト用語、マニュアル敬語は早く捨てて、正しい接客用語を身につけましょう。

社内の敬語編


社内で先輩や上司と話すとき、どの程度の敬語を使えばいいのかな?と、悩んだときはありませんか?

毎日顔を合わせる上司や先輩に対して、「かしこまりました」「さようでございます」といった敬語を使うのは、違和感があってしっくりきませんね。

一口に敬語といっても、敬意のレベルは様々です。

相手がお客様や、社内の役員クラスの人であれば「ございます」や「かしこまりました」といった敬語を使うべきですが、社内で日常的に使う言葉は低い敬意レベルのことばを選んで使うほうが、親密感が生まれます。

来客・他社訪問編


普段の言い回し・状況 敬語遣いの表現
 会社にお客様が来た時  いらっしゃいませ
 誘導する時  ご案内いたします
 アポイントメントはありますか? 恐れ入りますが、お約束はいただいておりますでしょうか?
 ここで待っててください こちらで少々お待ちいただけますでしょうか?
今日はわざわざ来てもらって、すみません 本日はわざわざお越しいただきまして、ありがとうございます
 どうぞ、座ってください  どうぞ、おかけください
 忙しい時にすみません お忙しいところ、お時間を取っていただき、ありがとうございます
 すぐに検討します  早速、検討いたします



来客・他社訪問編


会社にお客様を迎えたり、相手の会社を訪問するときには、社内の人と接するとき以上に言葉遣いには気をつけましょう。

マナーが悪かったり、敬語の使い方がなっていないとあなただけではなく、会社の信用をも損ないかねません。

会社の代表として、相手に接しているということを忘れないようにしましょう。

お客様や、他社の方との会話は、ビジネス敬語を覚えていればそう難しいことはありません。

普通の会話ではあまり使わないので、最初のうちは戸惑うかもしれませんが、一度覚えてしまえば方程式のようなものなので、いろいろなシーンで当てはめていけるので簡単です。


役職のついた人をどう呼ぶか?

丁寧な言い方にしようと思って、取引先の役職の方を「鈴木課長様」や「山本部長様」など、肩書きの後に「様」を付けて呼んでしまう人がいますが、これは間違いです。

役職そのものに敬称が含まれているので、「鈴木課長」だけで十分です。

会社によっては、役職で呼ばずに全員OOさんで呼ぶところもあるようです。



社内の敬語編


社内でよく使う敬語の文例です。

普段の言い回しを、敬語に変換しています。


上司や先輩に呼ばれた時

何か用ですか?
⇒先輩には… 何でしょうか?
⇒上司には… お呼びでしょうか?

今、手が離せません。ちょっと待ってください。
⇒先輩には… すみません、終わり次第、すぐに行きます。
⇒上司には… 申し訳ありません。一段落しましたら、すぐに参ります

◎ポイント「ちょっと」という言葉は使わない。上司には「すみません」という言葉は使わない。


上司や先輩に質問する時

仕事中にすみませんが、今、ちょっといいですか?
⇒先輩には… お仕事中申し訳ありませんが、今、お時間いいですか?
⇒上司には… お仕事中申し訳ございませんが、今、お時間よろしいでしょうか?

教えてもらいたいことがあるのですが?
⇒先輩には… お伺いしたいことがあるのですが…
⇒上司には… お教えいただきたいのですが…

◎ポイント
 今、質問をしても大丈夫かどうかの「タイミングの確認」を必ずする。


上司や先輩に発言する時

それは、そうですが…
⇒先輩には… よく分かります。ですが…
⇒上司には… ごもっともです。ですが…

〜という考え方もあるのでは?
⇒先輩には… わたしは、〜と考えていますが、どうでしょうか?
⇒上司には… わたくしは、〜と考えておりますがいかがでしょうか?

◎ポイント 
 まず、相手の意見を全面的に肯定した後、自分の意見を述べるようにする。


会議などで、意見を求める時

意見はありますか?
⇒先輩には… 意見をお願いします
⇒上司には… ご意見お聞かせくださいませんか?


会議などで、反対意見を述べる時

反対です!
⇒先輩には… とてもいい考えだと思いますが、一点だけ…
⇒上司には… あえて反対意見を申し上げますが…

◎ポイント
 頭から否定する言い方は避ける。


◎使える!フレーズ集◎
【常套句】 じょうとうく
同じような場面で決まって用いられる文句。
決まり文句。
常套語とも言う。

言いにくいときの常套句≫

断りたい時の常套句≫


【社交辞令】 しゃこうじれい
世間づきあいを円滑にするために用いる、儀礼的なほめ言葉やあいさつ。
内実の伴わない空々しい言葉。
外交辞令とも言う。
「どうせ、社交辞令でしょ!」などと、悪く捉えることも多いが、ビジネスにおいては重要な要素のひとつでもある。

会った時には…≫

別れ際には…≫


【慣用句】  かんようく
二語以上の単語が結合して、それ全体である特定の意味を表すもの。
「油を売る」「あごを出す」の類。
イディオム。慣用語。

慣用句間違い探し≫
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