慣用句まちがい探し


どこが間違い?

「今度こそ勝って、汚名を挽回します」


この言い回し、どこがおかしいでしょうか?
さらっと聞き流すと、まちがいに気付きにくいですね。

「挽回」とは、「取り戻す」という意味です。したがって、「汚名を挽回」するということは、「汚名を取り戻す」ということになってしまいます。
汚名を取り戻しては、汚名の上塗りになってしまいますね。

「汚名」は「返上」するもので、「挽回」するのは「名誉」です。
したがって、正しい使い方は「汚名を返上する」「名誉を挽回する」です。


どこが間違い?

「急に転勤だなんて、思いもつかない展開だ」


どこがおかしいか、思いつきますか?
そもそも「思いも」のあとに「つかない」という言葉は続きません。
よって、「思いつかない」という言い方はあっても「思いつかない」という言い方はないのです。
したがって、この場合の正しい使い方は「思いも寄らない展開だ」です。

「思いつかない」は「考えが浮かばない」という意味では使われます。
まちがった使い方の例として、「思いもつかない発想をする」や「思いもつかない広さだ」などの表現があります。
「思いつかない」と「思いも寄らない」を混同しないように使いたいものです。


ビジネスマナーとテクニック


社会人になると上司や先輩から、必ず言い聞かされる言葉に「ホウレンソウ」があります。

ホウレンソウとは「報告」「連絡」「相談」を略したもので、ビジネスの基本中の基本です。

「連絡がない」「報告が足りない」「相談をしない」社員は、できるビジネスパーソンにはなれません。

上司や先輩のほうから、連絡や報告を催促されるようでは、まだまだホウレンソウが足りないと言えるでしょう。

いちいち報告や連絡をしていたら、口を挟まれて面倒になったり、相手も忙しいので迷惑になるのでは?と言った考え方は間違っています。

こまめに報告や連絡を入れていると、上司や先輩も仕事の進捗状況をよく把握できます。

こんなことまで…と思うような些細なことでも、報告される側にすると「几帳面でまじめ」と受け取り、信頼されるようになります。

ただし、報告や連絡する内容は、よく頭の中で整理をして、チグハグな報告にならないようにすることが前提となります。

相談に関しても同じようなことがいえます。

苦手な上司や先輩ほど、ホウレンソウをマメにしておくことで、相手との関係改善にも役立ちます。

正しい敬語を身につけると同時に、この「報・連・相」のテクニックも是非身につけたいものですね。

ビジネスマナーとテクニック


名刺交換は相手に自分を知ってもらい、記憶してもらう絶好のビジネスチャンスです。

この名刺交換が正しく出来ないビジネスマンも、多く見かけます。

名刺交換が正しく出来ないと、相手に与える印象を悪くしてしまいます。

相手に失礼の無い様、正しい名刺交換をおぼえましょう。


名刺交換の手順

1.自分から名刺を交換する相手の1メートルぐらいの所まで近づく。この時、テーブルなどを間にはさまないようにする。

2.名刺は胸の高さに持ち、相手の目を見ながら、自己紹介をする。

3.相手の胸の高さに名刺を差し出して渡す。

4.相手の名刺を受け取る時は、「頂戴します」と言って、会釈をしながら受け取る。その際、相手の名前や会社名を指でふさがないように注意する。

5.相手の名刺は名前と肩書きが頭に入るまで、胸の高さで持つ。すぐにポケットにしまったり、名刺を持った手を下げたりしない。

6.相手の名前と肩書きを覚えたら、「失礼します」と言って、名刺入れに入れる。

ビジネスマナーとテクニック


お客様を応接室などにご案内するときは、2、3歩先をお客様のほうに体を向けながら歩きます。

その際、お客様にお尻を向けないようにします。

「こちらです」と向かう方向を指で指し示しますが、その時の手の形は、指先をそろえてスプーンの先のような形にするときれいで、丁寧な印象を与えられます。

もちろん、正しい敬語を使うことが好印象を持ってもらうテクニックのひとつです。


クレーム電話応対編


クレーム電話の応対で、やってはいけない対応や、言ってはいけない言葉があります。


▲ 相手を責めるような言い方をする

 「そんなはずはないんですが…」
 「そんなふうにいわれたのは、はじめてです!」

▲ 言ってはいけない2つの単語

 「絶対」 「普通」

 「普通そのようなことは起こらないのですが…」
 「そのようなことは、絶対に起こりません」

▲ 相手の話をさえぎる

 「お言葉を返すようですが…」
 「ちょっと待って下さい、それはですね…」

▲ 相手の言い分を拒否する

 「そんなことはないと思いますけど」

▲ いかにも迷惑そうな態度をとる

 「はぁ?」
  返事をしない 無言など

▲ 逆説の接続詞や、4D言葉を使う

 「しかし…」
 「でも」「ですが」「だって」「どうせ」⇒ 4D言葉

クレーム電話応対編


普段の言い回し 敬語遣いの表現
 すみません  誠に申し訳ございませんでした
 わかりにくかったんですね  説明がいたりませんでした
 そうですね  ごもっともです
 わかりました  確かに承りました
 そうですか  おっしゃるとおりでございます
 使いにくいということですね ご不便をおかけしてしまったのですね
 私にはわかりません わたくしの一存では判断いたしかねます
 上司に聞いてみます  上司と相談いたしまして
 調べてからあとで電話いたします 早速調べまして、すぐにお返事申し上げます
 そんなはずはないと思うのですが すぐに確認いたしまして、お返事させていただいてもよろしいでしょうか?
こちらが間違っていたようです わたくしどもの手違いでございました


◎使える!フレーズ集◎
【常套句】 じょうとうく
同じような場面で決まって用いられる文句。
決まり文句。
常套語とも言う。

言いにくいときの常套句≫

断りたい時の常套句≫


【社交辞令】 しゃこうじれい
世間づきあいを円滑にするために用いる、儀礼的なほめ言葉やあいさつ。
内実の伴わない空々しい言葉。
外交辞令とも言う。
「どうせ、社交辞令でしょ!」などと、悪く捉えることも多いが、ビジネスにおいては重要な要素のひとつでもある。

会った時には…≫

別れ際には…≫


【慣用句】  かんようく
二語以上の単語が結合して、それ全体である特定の意味を表すもの。
「油を売る」「あごを出す」の類。
イディオム。慣用語。

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